社会保険上の扶養と税制上の扶養
お疲れ様です!
ワークシンク社会保険労務士法人の鈴木です。
突然ですが、扶養には、
「社会保険上の扶養」と「税制上の扶養」があることはご存知ですか?
私はこの仕事をするまで全く知らなかったです!
とても簡単に説明させていただくと、
「社会保険上の扶養」は、健康保険に加入する扶養のことで、
「税制上の扶養」は、所得税等の税金に関わる扶養のことになります。
扶養の対象となる条件が、異なる部分があるため注意が必要なのです!
例えば、
社会保険上と税制上、どちらの扶養条件も満たした被扶養者がいるとします。
この被扶養者が75歳に到達した場合の対応方法について確認してみましょう。
はじめに、「社会保険上の扶養」としての対応は、
75歳以上は、後期高齢者医療制度へ移行となるため、
社会保険の被扶養者からはずす手続きが必要になります。
一方、「税制上の扶養」としての対応は、
70歳以上が老人扶養の対象となるため、
75歳以上になっても扶養から外れることはありません。
年齢だけみてもこのような違いが出てくる場合があるので
その他の条件についてもその都度確認することが大事ですね。
「扶養」としてまとめて考えがちですが、
社会保険上と税制上で分けて考えることを忘れないようにしたいです。
詳細について気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください!
また、このような労務に関する相談ができる相手として、
ぜひワークシンク社会保険労務士法人をよろしくお願いしますᴗ ᴗ)⁾⁾