社労士(社会保険労務士)の選び方ー労務相談

働きやすい環境づくりが経営安定に不可欠

昨今の採用難の状況の中、企業としては従業員が安心して働くことができるような環境を構築することが経営の安定のために必須となっています。

顧客企業の経営者や人事部のパートナである社会保険労務士の大きな役割のひとつが、顧客企業の従業員が安心して働くことができるように経営者や人事をサポートすることです。

日ごろ平穏に業務が進んでいても、時にはトラブルが起こることがあり、その場合には適時適切に労務問題へ対応することが必要です。

法令に沿った環境づくりがトラブル防止になる

もし労働環境が法令に沿っていない場合、その点を告発されることでトラブルを招く恐れがあります。

中小企業などで専門家のチェックを受けていない場合には、知らず知らずのうちに法令に沿っていないことがあるかもしれません。そうなるとトラブルの芽が生まれてしまい、企業にとってリスクです。

法令に沿っていても、さまざまなトラブルは起こりえます。

自社で労務トラブルが起こった場合、経営者や人事部は
「具体的には何をどのようにすればよいか・・・」と当惑してしまうかもしれません。

初動対応が大切です。どのように適切な対応を取ればよいのでしょうか。

トラブルでカギになる初動対応は定型業務のようには進められない

人事・労務の仕事は多岐にわたりますが、その中で勤怠管理・給与計算・社会保険手続・諸規程制定・昇給賞与・・・などは、比較的、型どおりに定型業務として取り進めることができます。

それに対して、労務問題は予期せぬことが原因で突発的に発生することがあり、初動対応や防止策も含めて難易度の高い仕事です。

例として、ハラスメントへの対応を見てみましょう。

まずは被害者からヒアリングをします。

次に加害者からの事情聴取や始末書の取得をします。

その内容を確認して、加害者への対処としては注意で済ます場合から懲戒処分をする場合まで、対応は様々です。
内容の重さによってどのような対応が適切なのかを判断しなければなりません。

また並行して、被害者を守るための措置をどのように進めるのか決定・実行し、メンタルケア等も行わなければなりません。

これらを当事者に対して納得感のある内容で遅滞なく速やかに行うためには、
・リーガル面の知識
・メンタルケアに関する知見
などの学識や経験に裏打ちされた高いスキルが必要です。

世の中の社会労務士事務所すべてがそのような知識と経験をもちあわせているとは限りません。

万が一の際のトラブル対応とリスク軽減策のサポート

当法人では創業から25年以上に渡る経験の蓄積があり、
労働法を専門的に研究した学識ある社労士や
大手企業の人事部門経験での30年以上の実務経験を持つ社労士が在籍しております。

その対処方法のノウハウ提供を「労務相談」として承っております。

従業員の労働環境が法令に沿ったトラブル防止を含んだ内容になっているか、トラブルのない時点で確認することももちろん可能です。

ハラスメントの被害が他の従業員にも及んでいないか確認する際には、窓口の設置を行うことがあります。
その場合、人事部に設置しても社内の人には話しづらいということがあります。

そのような当事者の躊躇を取り除き、スムーズに実態解明をするために当法人で外部窓口を設置することも可能です。
実態解明や告発のための外部窓口の設置に関しては、「人事部サポート」のページをご覧ください。

当法人の労務相談サービスにご興味をお持ちでしたらサービス紹介のページにもトラブル事例などを掲載しています。参考にしていただけたら幸いです。

労務問題などでお困りの節には個別にアドバイスいたします。
遠慮なくご相談ください。

 

「社労士の選び方」では、御社が社労士に依頼したい仕事はどのような内容か、という点に着目して、
それぞれどのような特色や経験値のある社労士を選択するのが良いのか紹介しています。

御社の課題に沿ったページをご覧いただき、社労士選びの一助としていただければ幸いです。

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